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生活科授業の探究

民間教育研究団体の実践を例に

著:峯岸 由治

紙版

内容紹介

生活科の学習指導改善を図るため、民間教育研究団体における多様で斬新な生活科授業実践を収集し、形態と構成を検討。科学的認識の基礎を培う生活科授業における活動や体験の構成と関連を解明。

目次

はしがき

第Ⅰ章 生活科教育の課題
 1 生活科新設の背景
 2 平成元年版小学校学習指導要領生活科の概要
 3 生活科の課題と学習指導要領の改訂
第Ⅱ章 民間教育研究団体における生活科授業実践と動向
 1 民間教育研究団体における生活科授業実践
 2 民間教育研究団体における生活科授業実践の動向
第Ⅲ章 社会を対象とした生活科授業実践
 1 社会を対象とした生活科授業実践の形態
 2 社会を対象とした生活科授業実践の構成
 3 文化をとおして地域社会への参加を図る生活科授業実践の構成
  ──「わたしたちのまちかど博物館」(第2学年)
 4 施設改善要求をとおして地域社会への参加を図る生活科授業実践の構成
  ──「バリアフリーの公園─Aちゃんと一緒に遊べる公園にしたい」(第1学年)
第Ⅳ章 自然を対象とした生活科授業実践
 1 自然を対象とした生活科授業実践の形態
 2 地域自然を対象とした生活科授業実践の構成
  ──「タンポポはちえがいっぱい」(第2学年)
 3 物質を対象とした生活科授業実践の構成
  ──「水と遊ぼう」(第2学年)
 4 自然保護をとおして地域社会への参加を図る生活科授業実践の構成
  ──「とびす川のホタル」(第2学年)
第Ⅴ章 自己を対象とした生活科授業実践
 1 自己を対象とした生活科授業実践の形態
 2 自己を対象とした生活科授業実践の構成
第Ⅵ章 物質代謝を視点に自然と社会を「一体化」して対象とした生活科授業実践
 1 自然と社会を「一体化」して対象とした生活科授業実践の形態
 2 自然と社会を「一体化」して対象とした生活科授業実践の構成
 3 自然と社会を「一体化」して対象とし社会参加を図る生活科授業実践の構成

あとがき

著者略歴

著:峯岸 由治
1956年 埼玉県に生まれる
      埼玉県公立小学校教諭を経て
現 在 関西学院大学教育学部教授

〈学位〉
 学校教育学博士(兵庫教育大学、2009年3月)
〈専門分野〉
 社会科教育学、生活科教育学、教育方法学
〈主な著書〉
 『社会系教科教育研究のアプローチ──授業実践のフロムとフォー』(共著、学事出版、2010年2月)、『「地域に根ざす社会科」実践の歴史的展開と授業開発──授業内容と授業展開を視点として』(単著、関西学院大学出版会、2010年3月)、『道徳教育のフロンティア』(共著、晃洋書房、2014年9月)、『文化を基軸とする社会系教育の構築』(共著、風間書房、2017年3月)、『「伝統や文化」に関する教育の性格と教材開発』(共著、銀河書房、2019年3月)、『多様化時代の社会科授業デザイン』(共著、晃洋書房、2020年12月)、『初等社会科教育の理論と実践──学びのレリバンスを求めて』(共著、教育情報出版、2022年9月)

ISBN:9784862833570
出版社:関西学院大学出版会
判型:A5
ページ数:218ページ
定価:4800円(本体)
発行年月日:2023年03月
発売日:2023年03月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNT
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JNU
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:JNW