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情報システム調達の政策学

マイナンバーシステム調達における実態と課題

著:金﨑 健太郎

紙版

内容紹介

著者が職務として関わったマイナンバー制度導入に向けた情報システム調達に関して、次の政策につなげるため既存の知見の上に経験と問題意識をもとにした分析と考察を加え、参照可能な知識として残す。

目次

第1章 序論
 第1節 はじめに
 第2節 情報システム調達制度
 第3節 マイナンバー制度
 第4節 本書の目的
 第5節 本書の構成
第2章 本書のねらい
 第1節 理論的先行研究
 第2節 情報システム調達に関する先行研究
 第3節 本書の位置づけ
第3章 研究の進め方
 第1節 研究手法
 第2節 事例の選択
 第3節 マイナンバー制度導入に伴う調達事例の特徴
 第4節 研究の手順
 第5節 マイナンバー制度導入に伴う調達事例の研究意義
 第6節 分析の枠組み
第4章 政府情報システム調達の事例研究─マイナンバー・情報提供ネットワークシステムの調達
 第1節 はじめに
 第2節 事例の概要と実施体制
 第3節 調達スケジュール
 第4節 調達プロセス開始前の準備
 第5節 調達プロセス
 第6節 考察
 第7節 まとめ
第5章 各省庁における調達結果の分析
 第1節 はじめに
 第2節 分析のねらい
 第3節 分析
 第4節 まとめ
第6章 自治体業務システム調達結果の分析
 第1節 はじめに
 第2節 自治体情報システム整備の現状
 第3節 マイナンバー制度と自治体業務システム
 第4節 分析のねらい
 第5節 分析
 第6節 まとめ
第7章 結論
 第1節 はじめに
 第2節 実態の考察
 第3節 政府・自治体における情報システム調達の改善策
 第4節 まとめと課題
参考文献/初出一覧/あとがき/索  引

著者略歴

著:金﨑 健太郎
京都大学法学部卒業、筑波大学大学院システム情報工学研究科博士後期課程修了。博士(社会工学)。

自治省(現総務省)入省後、佐賀県総括政策監、和歌山市副市長、総務省選挙部企画官、札幌市財政局長、内閣官房内閣参事官、東京大学大学院客員教授、関西学院大学教授等を経て、
現在、武庫川女子大学教授・全国市町村国際文化研修所客員教授。

ISBN:9784862833006
出版社:関西学院大学出版会
判型:A5
ページ数:166ページ
定価:3400円(本体)
発行年月日:2020年03月
発売日:2020年04月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KFFD