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チョコレートがなぜ一粒1000円で売れるのか

著:林 總

紙版

内容紹介

管理会計本として、異例のベストセラーとなった『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』をはじめ、累計115万部のベストセラー作家、林總氏の最新作!
「物知りと頭がいい人の違い」「リーダーシップがあるとは?」「経理の本当の役割とは?」「事業とは何か?」「利益と売上どちらが重要か?」「新規事業のベストなタイミング」「会社の真の目的とは?」など、働く自分と企業のあるべき姿がストーリー形式でわかります。
働く人は知っておきたい会計教養が学べるビジネス小説!!
仕事で関係ないと思っていた「点」を自分の業務と結びつけることで、「替えがきかないあなたへ」と変化する!

(本書はこんな方におすすめ)
・ビジネス書を楽しく読みたい
・小説が大好き
・会計や経営の知識を身につけたい
・漠然とではなく、「意味」をもって働きたい
・自分で考えながら働けるようになりたい


「朝起きたら真っ先に歯磨きをすべきだ」
口の中は寝ている間に雑菌でいっぱいになるから、起床後の歯磨きは風邪を含むさまざまな病気の予防になる、テレビ番組で流れてきた情報を聞くまでは「歯磨きは虫歯の予防のために食後に磨くもの」と思っていた……。
これは「思い込み」の好例といえます。
思い込みの恐ろしさは日常だけではなく、ビジネスにも潜んでいます。
それは「会計の世界」にも当てはまります。
皆さまは、企業にとって売上と利益はどちらが重要だとお考えでしょうか?
一般的に、経営の目的は「利益」を最大にすることであり、「利益」が多い企業ほど経営が充実しており、将来性があると考えられています。
しかし、正解は「売上」です。
理由は、顧客からの売上代金がなければ会社は存続できないからです。
そのため、まずは売上であり、その次に利益が出るようにさまざまな分野でムダなコストを削ることが重要なのです。

小説を読みながら、思い込みに囚われず視野を広くもち、事実を見るビジネスの力が身につく1冊。
◆本書のあらすじ◆
知識を使って「何をなすか」——どんな会社でも就職できるパスポートといわれるビジネススクールのベイカー・スカラー(最優秀生徒賞)を獲得した南浩介は、一流コンサルティング会社マッキンゼーの内定を蹴り、日本の中小菓子メーカーを選択する。そこで社長と利益の魔術師の異名をもつ三沢専務の陰謀にはまり赤字子会社を押しつけられ、仲間たちと再建のために動き出す……。

目次

第1章:「1円」で社長になる
第2章:会社の真の目的は顧客を創造すること
第3章:知識を「価値」に昇華せよ
第4章:会計は真実を映し出す鏡だ
第5章:すべての事業は新規事業だったことを思い出せ~新規事業の必要性~

著者略歴

著:林 總
公認会計士、税理士、LEC会計大学院客員教授、元明治大学専門職大学院特任教授(原価計算管理会計)1974年中央大学商学部会計学科卒業。外資系会計事務所、監査法人勤務を経て1987年に独立。以後30年にわたり国内外200社以上の企業に対して経営コンサルティングを行うとともに、執筆、講演を行い、大学院で管理会計を教えている。管理会計本としては異例のベストセラーとなった『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』(ダイヤモンド社)をはじめ、『ドラッガーと会計の話をしよう』(KADOKAWA)、『正しい家計管理』(すみれ書房)、『原価計算の基本』(日本実業出版社)、『経営分析の基本』(日本実業出版社)他多数。

ISBN:9784862809391
出版社:総合法令出版
判型:4-6
ページ数:264ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2024年03月
発売日:2024年03月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ