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ギュンター・グラスの世界

その内省的な語りを中心に

著:依岡 隆児

紙版

内容紹介

つねに実験的方法に挑み、政治と社会から関心を失わなかったノーベル賞受賞作家グラス。彼の仕事を真正面から論ずる日本で初めての試み。

目次

第1章 ギュンター・グラスの語りとその背景
第2章 過去の内省と現実認識-ダンツィヒ三部作
第3章 複合的形式の実験とグローバル意識-一九六〇年代から七〇年代
第4章 破局を前にした語り-一九八〇年代
第5章 自明性の喪失と重層的・多声的語り-一九九〇年以降
第6章 グラスの内省的語りとその媒体性の考察

ISBN:9784862650658
出版社:鳥影社
判型:A5
ページ数:302ページ
価格:2800円(本体)
発行年月日:2007年04月
発売日:2007年04月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB