テレビ 我が人生
著:前田 昭治
内容紹介
激動の時代をテレビとともに駆け抜けた!
米国施政権下の特派員として報道に携わった沖縄返還、7日間動かずに見つめつづけ、歴史的放送となったあさま山荘事件、大騒ぎしながら準備をした初めての宮中晩餐会中継、歩けど歩けど焼け野原となってしまった酒田大火……。
NHKのディレクターとして日本の激動期を体感してきた著者が、テレビを通じて時代の姿をお茶の間に届けつづけた日々の記録。
目次
プロローグ
●第一章 初めての沖縄
一、スタート・あすをひらく
二、早稲田大学・大浜信泉
三、基地・安保反対 屋良朝苗
四、兼城一の沖縄一中勤皇隊
五、大田昌秀の戦争と平和
六、前田義徳会長の沖縄訪問
●第二章 沖縄の放送史
一、初めて流れるNHK放送
二、公共放送 沖縄放送協会の発足
三、沖縄の電波行政とマイクロ事情
四、生まれつつある「支払いの義務」
五、電波による本土との一体感
六、初めての公選主席の誕生
七、OHK 那覇中央放送局の開局
八、受信機と受信料の問題
九、沖縄の夜明け
十、沖縄の即時無条件付返還要求大会
●第三章 テレビ放送時代
一、スタジオ102は大躍進
二、木村太郎 NC9
三、宮中晩餐会は初中継
四、あさま山荘事件は98%
五、関東大震災は火災旋風
●第四章 北陸報道に知恵
一、収納成績日本一
二、戦争の天才・石原莞爾
三、ケーシー高峰医事漫談
四、今日も視聴者に支えられて
五、酒田大火からの報告 科学放送賞
●第五章 日常生活にラジオを
一、見直されてきたラジオ
二、ながら聴取観への反省
三、ラジオに対するNeedsは何か
四、ラジオをいかす対話放送
五、朝のロータリー 午後のロータリー 夜のジャーナル
●第六章 中部で情報発信
一、NHK名古屋放送局
二、ウイークエンド中部の好評
三、映画フィルムの魅力
四、「フレームイン」入局
●第七章 生きた生活
一、結婚は見合いで
二、中学時代の貴重な気風
三、NHKディレクター二〇年
四、基本は手まわしの蓄音器
五、世代を越えた生き方
●第八章 オペラはすばらしい
一、オペラは情熱
二、オペラとの出合い
三、オペラと芸術
四、オペラとあさお
五、海外と日本のオペラ
六、オペラは永遠の美である
あとがき
ISBN:9784862611635
。出版社:てらいんく
。判型:4-6
。ページ数:206ページ
。定価:1600円(本体)
。発行年月日:2021年01月
。発売日:2021年01月18日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNTC。