ポリスへの愛
アーレントと政治哲学の可能性
著:森 一郎
紙版
内容紹介
「政治」や「国家」という領域にこそ現代日本における哲学の可能性を見出す著者が、アーレントの思考を導きの糸として、「政治的(ポリティカル)なもの」の由来たる「ポリス」へと遡り、そこから現代に向けて放たれる清新な光を見極める。「ポリスへの愛」は「自己愛」「平等への愛」であるとともに「共同体への愛」でもあった。