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燃料デブリ化学の現在地

著:佐藤修彰、桐島陽、佐々木隆之、高野公秀、熊谷友多、佐藤宗一、田中康介

紙版

内容紹介

本書では,福島第一原子力発電所事故において発生した燃料デブリについて、事故進展とデブリ生成の状況、デブリの構造、組成など状態評価、デブリ中の放射性核種(核分裂生成物やマイナーアクチノイド)の挙動について丁寧に紹介する。さらに、デブリ取出しや経年変化など廃炉・廃止措置への応用として、分析化学、放射線化学、プロセス化学について解説し、燃料デブリ化学の現在地について学ぶ。

目次

第1章 原子炉過酷事故と燃料デブリ
第2章 燃料デブリの基礎
第3章 燃料デブリの高温化学
第4章 燃料デブリからの核種の溶出挙動
第5章 燃料デブリの分析
第6章 燃料デブリの放射線化学
第7章 燃料デブリのプロセス化学
第8章 燃料デブリと法令
第9章 燃料デブリ研究に関わる教育・研究体制

ISBN:9784861633904
出版社:東北大学出版会
判型:A5
ページ数:180ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2023年11月
発売日:2023年11月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:THK