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美術作品の修復保存入門

古美術から現代アートまで

著:宮津大輔

紙版

内容紹介

世界的アート・コレクターにして
美大教授による新しい修復保存の教科書

美術作品や文化財の「修復保存」について、絵画作品、紙作品、立体作品、そしてタイムベースド・メディア(≒映像)作品に分け、技法や材料並びに保存・保管といった基礎を、豊富な事例や興味深いエピソードと共にわかりやすく紹介。修復技術は横浜美術大学修復保存コース教員が監修。楽しみながら学べるコラムも多数収録した、専門家に限らず、誰もが手元に置いて参考にできる入門書。

【紹介例】
油彩画、日本画、紙作品(素描・版画・ポスターなど)、紙資料(古文書・地図など)、仏像、彫刻、フィルム(写真・映画など)、NTF作品 …etc.

目次

第1章 美術作品にはどのような劣化や損傷が生じるか?
第2章 修復前の作品状態調査
第3章 絵画作品の修復を知る
第4章 紙作品・資料の修復を知る
第5章 立体作品の修復を知る
第6章 タイムベースド・メディア作品の修復を知る
COLUMN 修復保存の世界がわかる コラムも満載!

著者略歴

著:宮津大輔
1963年、東京都出身。アート・コレクター、横浜美術大学学長、森美術館理事。広告代理店、上場企業の広報、人事管理職、大学教授を経て現職。1994年以来、企業に勤めながら収集したコレクションや、アーティストと共同で建設した自宅が、国内外で広く紹介される。(コレクションには草間彌生、奈良美智、オラファー・エリアソンなど。)台北當代藝術館(台湾・台北)の大規模なコレクション展(2011年)や、笠間日動美術館とのユニークなコラボレーション展(2019年)などが話題となった。『新型コロナはアートをどう変えるか』『アート×テクノロジーの時代』(光文社新書)など著書や寄稿、講演多数。

ISBN:9784861528880
出版社:青幻舎
判型:A5
ページ数:184ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2022年06月
発売日:2022年06月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC