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茶艶

我が師 有馬賴底猊下 小堀宗慶御家元

著:堀江 恭子

紙版

内容紹介

遠州流茶道を修めた著者が一年を通じて催した茶事の記録。四季の花と料理におもてなしの精神が映る。茶事にまつわるエッセイも収録。

目次

まえがき
序  有馬賴底

第一章 故堀江知彦 大徳寺孤篷庵永眠の記
沙羅双樹
挿花の記
書は人なり 茶も人なり
茶を学ぶということ
    四方斎宗偏居士をお偲びしての茶会
「a子について」
茶事について
小堀宗慶お家元ご夫妻をお招きしての茶事
三笠宮同妃両殿下 をお迎えしての茶事
賴底猊下の茶の湯 98
有馬賴底猊下をお招きしての茶事 於 陽明文庫
伊勢物語茶会 於 南蔵院
雛の茶会 於 孤篷庵
雛の茶会から松江 不昧公二百年祭に月照寺で掛け釜
第二章 一月 初釜
二月 観梅の茶事
三月 雛の茶事
四月 観桜の茶事
五月 初風炉 不如帰の茶事
五月 端午の節句の茶事
六月 蛍の茶事
七月 七夕の茶事
八月 納涼の茶事
九月 重陽の節句の茶事
十月 名残の茶事
十一月 口切の茶事
十二月 歳暮の茶事

あとがき

著者略歴

著:堀江 恭子
文学博士。一九四三生まれ。二松学舎大学大学院(中国学専攻)博士課程修了。一九七八年に故・堀江知彦氏と結婚。墨香会主宰(書道・号は蓬壺)、幽水会会長(茶道遠州流、号は宗篷)。知彦氏の遺志を継ぎ、幽趣庵を一切こだわりのない、自由な文化的サロンにするのが夢。知彦氏との共著に『名筆鑑賞入門 中国風の書』(知道出版、一九九一年)、『名筆鑑賞入門 和風の書』(知道出版)、単著に『我が乳房を亡夫に』(毎日新聞社、一九九二年)、『墨艶 会津八一・堀江知彦追想』(芸術新聞社、一九九七年)、『異郷に永眠る悲劇の美人王昭君』(白帝社、二〇〇三年)、『砂艶』(新潮社、二〇一五年)。
二〇一四年六月、紺綬褒章受章。
二〇一四年八月 外務大臣表彰。

ISBN:9784861105678
出版社:春風社
判型:B5
ページ数:312ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2017年10月
発売日:2017年10月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WBXN12