出版社を探す

日本語のポライトネス再考

発話行為・発語媒介行為・相互行為

著:笹川 洋子

紙版

内容紹介

グライスやオースティンの議論を参照しつつ、先行研究を批判的に継承。さまざまな言語文化圏における「依頼」「笑い」「共感」などを題材に比較・分析することで、会話における言語的配慮の諸相を探る。

目次

1章 ポライトネスとは何か
2章 ポライトネスを捉える理論
3章 発話行為方略としてのポライトネス
4章 多言語文化圏にみられるポライトネス方略の比較
5章 発語媒介行為としてのポライトネス行為
6章 儀礼行為としての笑い
7章 協調的発語媒介行為としての共話
8章 会話構成方略にみられるポライトネス
9章 ポライトネスの共有過程

著者略歴

著:笹川 洋子
神戸親和女子大学文学部教授。著書に、『樋口一葉―物語論・言語行為論・ジェンダー』(春風社2013)がある。

ISBN:9784861105029
出版社:春風社
判型:4-6
ページ数:350ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2016年03月
発売日:2016年11月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:DS