出版社を探す

世界初 市民性教育の国家規模カリキュラム

20世紀初期のアメリカ社会科教育の事例から

編訳:渡部 竜也
他著:アーサー・ウィリアム・ダン
他著:J・リン・バーナード

紙版

内容紹介

アメリカの社会科教育や日本の終戦直後の社会科教育の原点となった、「市民性教育」(地域社会の成員であることを意識すること)の必要性を説く二つの報告書を翻訳。後の社会科教育への影響を考察する。

目次

訳者まえがき
コミュニティ・シヴィックスの教授(1915五年)
まえがき  
第Ⅰ部 コミュニティ・シヴィックスの授業のねらいと方法  
第Ⅱ部 福祉の諸要素を扱うことについての提案  
第Ⅲ部 目録提案  
中等教育における社会科(1916年)
まえがき  
第Ⅰ部 導入  
第Ⅱ部 第7、第8、第9学年の社会科  
第Ⅲ部 第10、第11、第12学年の社会科  
第Ⅳ部 スタンダード―教師の準備  
訳者解説 世界で最初の市民性教育の国家規模カリキュラム―その特質と今日的意義 

著者略歴

編訳:渡部 竜也
1976年、広島県生まれ。東京学芸大学教育学部准教授。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了。博士(教育学)。専門は社会科教育学、カリキュラム論、授業設計論、教師教育、社会改造主義教育論研究。訳書に『コモン・グッドのための歴史教育―社会文化的アプローチ』(キース・C. バートン、リンダ・S. レヴスティク著、春風社)『教師のゲートキーピング―主体的な学習者を生む社会科カリキュラムに向けて』(スティーブン・J・ソーントン著、共訳、春風社)などがある。

ISBN:9784861104909
出版社:春風社
判型:A5
ページ数:236ページ
定価:4722円(本体)
発行年月日:2016年02月
発売日:2016年02月29日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNB