新版 史伝 明石掃部
著:小川 博毅
紙版
内容紹介
キリシタン武将として高名な明石掃部全登。謎の多い明石掃部(あかしかもん)の実像に迫る。
一、掃部はいつ生まれたのか?
二、掃部の実名は何か?
三、「全登」の正しい読みは?
四、黒田家に仕官した後、蟄居になった理由は?
五、掃部は大坂の陣で討ち死にしたのか?
六、関ヶ原合戦で宇喜多家が使った軍旗の図柄は?
宇喜多秀家に仕え、家中騒動の後、仕置家老となるが、関ヶ原合戦で敗軍。
「大坂の陣」ではキリシタン武士団を率いて戦うが敗北。しかし、その最期は定かではない。
筆者は、これらの謎解きに挑戦しつつ、明石掃部の生き様の復元を試みる。
目次
はじめに
第一章 明石氏の系譜
第二章 戦国の終焉
第三章 明石掃部の登場
第四章 キリスト教入信
第五章 宇喜多家内訌
第六章 関ヶ原合戦
第七章 筑前での十年
第八章 大坂の陣
第九章 戦いのあと
おわりに
参考史料 引用史料および参考文献
明石掃部関連年表
あとがき