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個性は遺伝子で決まるのか

著:小出 剛

紙版

内容紹介

自分の性格をなおしたいと思ったことはありませんか?
「この性格は親から受け継いだので仕方がない」と思っている人もいるかもしれません。世の中には、さまざまな個性をもった人たちがいますが、個性を生み出すのは遺伝子の仕業なのでしょうか?
双子や精神病患者の研究、マウスを用いた研究など、「生まれか育ちか(遺伝か環境か)」を調べてきた歴史を振り返り、最先端の話題をまじえながら、個性と遺伝の関係について考えていきます。
わかりやすく丁寧な解説で、行動遺伝学の基礎もしっかり学べる内容になっています。

目次

第1章 社会と個性
第2章 個性とは何か
第3章 個性に関わる遺伝と環境
第4章 遺伝子とその変異がもたらすものとは
第5章 遺伝子と心の病気の関係を探る
第6章 個性を決める遺伝子は本当にあるのか?
第7章 個性に関わる遺伝子をマウスで調べる
第8章 個性研究の最前線
第9章 思ったより複雑な個性と遺伝子の関係

著者略歴

著:小出 剛
国立遺伝学研究所マウス開発研究室准教授。専門は行動遺伝学。医学博士。著書に『マウス実験の基礎知識』(編著、オーム社)、『行動遺伝学入門』(編著、裳華房)、『遺伝子が語る生命38億年の謎』(共著、悠書館)などがある。

ISBN:9784860644574
出版社:ベレ出版
判型:4-6
ページ数:191ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2015年12月
発売日:2015年12月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP