となりの野生動物
著:高槻 成紀
紙版
内容紹介
東京23区にも生息するタヌキ、すみかを追われたウサギやカヤネズミ、人が持ち込んだアライグマ、人里に出没したり、田畑に被害を与えたりするクマやサル、シカ。
野生動物は、私たち人間にとって身近な「隣人」です。私たちはその隣人のことをどこまで知っているでしょうか。
野生動物の生態から人間との関係性まで、「動物目線」で野生動物を見続けてきた著者が伝える、野生動物について考えるキッカケになる一冊です。
目次
第1章 タヌキ―人に身近なゆるキャラ?
第2章 ウサギ―唱歌「ふるさと」はどこに
第3章 イノシシ―有蹄類の個性派
第4章 カヤネズミ―茅場にすむ小さな哺乳類
第5章 アライグマ―「ラスカル」の顛末
第6章 クマ―日本最大の猛獣?
第7章 カモシカ―謎の多いウシ科
第8章 サル―賢い野生動物のつらさ
第9章 シカ―優美だが恐るべき草食獣
終章 動物から見た人―動物たちの言い分