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となりの野生動物

著:高槻 成紀

紙版

内容紹介

東京23区にも生息するタヌキ、すみかを追われたウサギやカヤネズミ、人が持ち込んだアライグマ、人里に出没したり、田畑に被害を与えたりするクマやサル、シカ。
野生動物は、私たち人間にとって身近な「隣人」です。私たちはその隣人のことをどこまで知っているでしょうか。
野生動物の生態から人間との関係性まで、「動物目線」で野生動物を見続けてきた著者が伝える、野生動物について考えるキッカケになる一冊です。

目次

第1章 タヌキ―人に身近なゆるキャラ?
第2章 ウサギ―唱歌「ふるさと」はどこに
第3章 イノシシ―有蹄類の個性派
第4章 カヤネズミ―茅場にすむ小さな哺乳類
第5章 アライグマ―「ラスカル」の顛末
第6章 クマ―日本最大の猛獣?
第7章 カモシカ―謎の多いウシ科
第8章 サル―賢い野生動物のつらさ
第9章 シカ―優美だが恐るべき草食獣
終章 動物から見た人―動物たちの言い分

著者略歴

著:高槻 成紀
1949年、鳥取県生まれ。専門は動物生態学、保全生態学。東北大学大学院 理学研究科 修了(理学博士)。東京大学 総合研究博物館 教授、麻布大学 獣医学部 野生動物学研究室 教授などを歴任。著書に『歯から読みとるシカの一生』(岩波書店)、『野生動物と共存できるか』、『動物を守りたい君へ』(ともに岩波ジュニア新書)、『シカの生態誌』(東京大学出版会)、『唱歌「ふるさと」の生態学』(ヤマケイ新書)など多数。

ISBN:9784860644536
出版社:ベレ出版
判型:4-6
ページ数:254ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2015年11月
発売日:2015年11月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PSV