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愛媛 文学の面影 東予編

著:青木 亮人

紙版

内容紹介

豊穣なる愛媛の文化
町や村から往時の風景や賑わいが薄らぎ、やがて人々の生活の足跡だけが遺された後、土地の面影を刻んだ詩歌や文章、絵や映画は精彩を放ち始めるー。

愛媛ゆかりの文学や文化を縦横に語る随筆集。三部作の第三作目・東予編。高浜虚子や今井つる女、深川正一郎、山口誓子、種田山頭火、俳句甲子園、吉井勇、若山牧水、住友吉左衛門友成、徳冨蘆花、そして関行男、林芙美子、ハタダ、別子銅山の東平や鹿森、旧別子と村、札所、風船爆弾……独特の歴史を背景にした東予の文学、文化を活き活きと語る。

著者略歴

著:青木 亮人
昭和49(1974)年、北海道小樽市生まれ。同志社大学文学部文化学科国文学専攻卒業、同大学院修了。博士(国文学)。現在、愛媛大学教育学部准教授。
 平成20(2008)年に第17回柿衞賞(兵庫県柿衞文庫主催、若手俳文学研究者が対象)、平成27年に評論集『その眼、俳人につき』(邑書林、平成25年)で第29回俳人協会評論新人賞及び第30回愛媛出版文化賞大賞、同年に「明治期俳句革新における「写生」の内実について」で第1回俳人協会新鋭俳句評論賞を受賞。平成31年に『近代俳句の諸相』(創風社出版、同30年)で第33回俳人協会評論賞を受賞。他著書に『俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで』(NHKカルチャーラジオテキスト、平成29年)、『さくっと近代俳人入門』(マルコボ・コム、令和元〔2019〕年)、共著『四国遍路の世界』(ちくま新書)など。
 平成25年4月~同26年3月に「愛媛新聞」にて「四季録」連載、同30年4月~令和2年3月に「朝日新聞」にて「俳句月評」連載。現在、俳誌「円座」「100年俳句計画」「子規新報」「氷室」等及び総合誌「俳句四季」「俳句界」「NHK…

ISBN:9784860373269
出版社:創風社出版
判型:4-6
価格:2000円(本体)
発行年月日:2022年09月
発売日:2022年09月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ