出版書誌データベース

保育士養成課程「障害児保育」のテキストとして編集。さらに、幼児教育を含めた「特別支援教育」も視野に入れた内容になっています。「ライフステージを見通した」という書名には、乳幼児期だけでなく生涯発達を見渡しながら子どもと関わることで、子どもの最善の利益を考えて支援したいという願いを込めています。実際の障害児保育・教育の様子がわかるコラム「現場からの声」も必見です。

★「シリーズ 知のゆりかご」のポイント
①イメージがわきやすく親しみやすい紙面です。
②アクティブ・ラーニングを意識した演習課題を設定。
③学びに役立つかわいいコメントシール付き。

プロローグ　－「違い」と「同じ」を考える－
第１章　ライフステージを見通す
第２章　障害と出合う
第３章　障害児保育の基本
第４章　障害の理解と支援
第５章　発達を目指したさまざまな連携
第６章　小学校との接続
第７章　思春期・青年期に向けて
第８章　これまでの障害児保育・教育
第９章　これからの障害児保育・教育とは
エピローグ　－見通しをもって発信し、つながる保育・教育に－

編：小林　徹
小林　徹（こばやし　とおる）
東北大学大学院教育情報学教育部博士後期３年の課程修了。博士（教育情報学）。
臨床発達心理士。保育士。現在、郡山女子大学短期大学部教授。
・主な著書
『新版保育内容　言葉』（共著） 一藝社　2014年　
『自閉症スペクトラム障害児の教育と支援』（共著） 東洋館出版　2014年
『知的障害教育における学力問題－「学ぶ力」「学んでいる力」「学んだ力」－』（共著） ジアース教育新社
『つながる・つなげる障害児保育』（共著） 保育出版社 2015年


編：栗山　宣夫
栗山　宣夫（くりやま　のぶお）
東京学芸大学大学院教育学研究科障害児教育専攻修了。
東京都都立養護学校（現・特別支援学校）教諭を経て、現在、育英短期大学教授。
全国病弱教育研究会会長代行。
・主な著書
「知的障碍をもつ子どもの「葛藤」を援助するということ」（単著）『臨床教育人間学 ４』 東信堂　2011年
『病気の子どもの教育入門』（編集代表）クリエイツかもがわ　2011年