スマホ社会と紙の本
著:高橋文夫
紙版
内容紹介
グーテンベルクVS.デジタル化の争闘
電子書籍元年(2010年)から十数年、本の電子化は未だ〈低速前進〉にとどまる。一方、「紙の本」を取りまく環境はまさに、〈高速後退〉だ。著者が博引旁証をもって切り込む!〈出版の今〉……
目次
主要目次
第1章 読書体験
日経文化面 篠田節子、群ようこ、…… /
『いつもそばに本が』『本は、これから』の場合
第2章 本の三つの特性
本のアフォーダンス /
里程標(マイルストーン)としての本 /
「サードプレイス」
第3章 紙の本をどう評価するか
認識するのに「負荷が軽い」紙の本 /
「国語が危ない」―読者・読解力調査
第4章 ネット時代に本とどう付き合うか
本は振るわず /
ネット時代の影の部分
第5章 電子書籍化の流れ
新しいエディターシップ /
わが国の電子書籍化、低速前進
第6章 ネット時代、本に望む
画一・均質化、標準・規格化に抗う /
交錯期の活字・デジタルメディア、ともに享受
第7章 本を超えて
関野吉晴・角幡唯介 『赤毛のアン』 /
歌会始「本」
ISBN:9784846023683
。出版社:論創社
。判型:4-6
。ページ数:232ページ
。価格:2200円(本体)
。発行年月日:2024年05月
。発売日:2024年05月02日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNTP。