著:長山淳哉
1947年、高知県西部の漁村で網元の初孫として誕生。将来、色白の美肌になるというので産湯は日本酒。
1978年、九州大学大学院医学研究科博士課程(社会医学専攻公衆衛生学講座)修了。医学博士。専門は公衆衛生学・予防医学。1974年、博士課程1 年の時、1968(昭和43)年に福岡県・長崎県を中心として発生したカネミ油症事件の原因物質ポリ塩化ダイベンゾフラン(PCDF)を発見、学位論文となる。大学院修了後、2 年間の米国国立環境保健研究所(NIEHS)博士研究員を経て、1980年から2012年までの32年間、九州大学医学部や大学院医学研究院などで公衆衛生を担当。この間、ダイオキシン研究の第一人者・予防医学の専門家として、PCDF やダイオキシン類の母体汚染による胎児・乳児への影響を中心に国際的研究を推進。2010年、胎児性カネミ油症患者の保存臍帯に高濃度のPCDF を発見、胎児性カネミ油症の原因物質がPCDF である事実を立証。
九州大学定年退職後は3 年間の福岡工業大学環境研究所客員研究員を経て、高知に帰郷、後世に残す著作の執筆に専念。英文論文126篇、国際学会…