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論創ノンフィクション 51

パチンコの歴史

庶民の娯楽に群がった警察と暴力団

著:溝上憲文

紙版

内容紹介

黎明期には三千万人が遊び、三十兆円の市場規模があったパチンコ業界。業界に関わる人々の知恵と工夫が集客力につながる一方、利権に目を付けたのは暴力団と警察だった。綿密な取材で昭和のアンタッチャブルな世界に斬り込んだ名著を復刊。

目次

1 廃墟からの出発/2 大衆娯楽の地位へ/3 転落への道/4 絶望からの脱出/5 団結への道/6 暴力との戦い/7 技術革新への挑戦/8 狂熱への序章/9 パチスロの登場/10 風営法改正/11 浮上するプリペイドカード/12 迷走する警察行政/13 生き残りへの道/14 補遺  1 在日とパチンコ 2 プリペイドカード余話

著者略歴

著:溝上憲文
溝上憲文(みぞうえ・のぶふみ)
ジャーナリスト。1958年鹿児島県生まれ。明治大学政治経済学部政治学科卒。月刊誌、週刊誌記者などを経て、独立。新聞、雑誌などで人事、雇用、賃金、年金など労働問題を中心に執筆。日本労働ペンクラブ会員・事務局長。『非情の常時リストラ』(文春新書)で2013年度日本労働ペンクラブ賞受賞。主な著書に『隣りの成果主義』『超・学歴社会』『「いらない社員」はこう決まる』(光文社)、『マタニティハラスメント』(宝島社新書)、『辞めたくても、辞められない!』(廣済堂新書)、『「日本一の村」を優良会社に変えた男』(講談社)、『2016年残業代がゼロになる』(光文社)、『人事部はここを見ている!』『人事評価の裏ルール』(プレジデント社)など。

ISBN:9784846022334
出版社:論創社
判型:4-6
ページ数:278ページ
価格:2200円(本体)
発行年月日:2024年05月
発売日:2024年04月29日