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論創ノンフィクション 22

捨てる家族

母と娘がやりなおすための5つの物語

著:咲セリ

紙版

内容紹介

母と娘だからこそ起こる、すれ違い、わだかまり、そしてゆがみ。でも、わたしは信じたい。悲しみ、傷つき、ぼろぼろになった二本の線が、やがて一筋の光のように重なる瞬間がくることを。親子の崩壊と再生を描くノンフィクション!

目次

プロローグ/第一章 いらない子――孤族という家族/第二章 うさぎのお口――障がいという遺産/第三章 本物じゃない家族――ふつうになりたくて/第四章 あるがままを抱きしめて――かけちがった母娘/第五章 母を捨てに――いびつな綱渡り/エピローグ――私たちは生まれなおせる 

著者略歴

著:咲セリ
咲 セリ(さき・せり) 1979年生まれ。思春期の頃から自傷、自殺念慮、依存に苦しみ、強迫性障害、境界性パーソナリティ障害、双極性障害などを抱える。2004年、不治の病を抱える猫と出会い、「命は生きているだけで愛おしい」というメッセージを受け取る。以来、在宅WEBデザインの仕事をする傍ら、NHK福祉番組に出演したり、全国で講演活動などをしている。主な著書に、『死にたいままで生きています。』(ポプラ社)、『それでも人を信じた猫 黒猫みつきの180日』(KADOKAWA)、『「死にたい」の根っこには自己否定感がありました。』(ミネルヴァ書房)、『生きたい彼 死にたい私 響き合う二つの命』(さくら舎)など。共著に『絆の病 境界性パーソナリティ障害の克服』(ポプラ社)がある。

ISBN:9784846021047
出版社:論創社
判型:4-6
ページ数:240ページ
価格:1800円(本体)
発行年月日:2022年05月
発売日:2022年05月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS