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立川文庫セレクション

猿飛佐助

著:雪花山人

紙版

内容紹介

明治末から大正まで刊行された小型講談本の一冊。忍術ブームを巻き起こした。真田十勇士と忍者を世に送り出し、立川文庫の名を一躍高めた記念碑的一冊。

目次

猿飛佐助  目次

◎イデヤ組打御参なれ
◎後に目はないか不自由な奴だ
◎予の腕前を見よやッ
◎天から降ったか地から湧いたか
◎腕前は此方が兄貴だぞ
◎反対に一泡吹かせて遣ろう
◎裸体踊りを御覧に入れん
◎詩を作るより田を作れ
◎不義はお家の御法度
◎女を摘むなんて太い奴だ
◎此の野郎場処に事欠いて
◎猿飛佐助は武士でござる
◎云わぬが花かと心得ます
◎乃公等も一寸手伝おうか
◎豆盗人は此奴でござる
◎ヨシ此奴を喧嘩させて遣ろう
◎行き掛けの駄賃だ
◎軍を追始めないと我々が困る
◎夫れ相当の礼儀を以て参られよ
◎一つ事件を惹起してくれ
◎頭が砕けても知らないぞ
◎人間並に何を吐す
◎天狗の孫ではあるまいか
◎泥棒と術比べは張合がない
◎天下でも盗む心になれ
◎ヤイ破坊主目を覚せッ
◎大阪城内の槍試合
◎花より団子の主義だ
◎天下に通用しないぞ
◎彼奴盗人眼をして居るよ
◎泥棒の癖に胆玉の小さい奴だ
◎肴は骨が残してある夫れも舐ろ
◎猿が取次とは珍らしい
◎一度睨んだ眼力は狂わないぞ
◎汝等のピイピイに負けて堪るか
◎テモ奇体の術もある者じゃ
◎却々人間の化け方が巧いぞ
◎勝手に夜通し眼を剝て居れ
◎マア内輪同志だから許してやる

解説 加来耕三

著者略歴

著:雪花山人
立川文庫は、旅回りの講釈師玉田玉秀斎、妻の山田敬、連れ子の阿鉄等によって、口演速記や創作書きおろしの形で共同執筆された。

ISBN:9784846018788
出版社:論創社
判型:4-6
ページ数:232ページ
価格:1800円(本体)
発行年月日:2019年12月
発売日:2019年12月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ