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Kの昇天

著:梶井 基次郎
絵:しらこ

紙版

内容紹介

影と『ドッペルゲンゲル』。私はこの二つに、月夜になれば憑かれるんですよ。

満月の夜、療養で訪れた土地の砂浜で私はK君と出会った。

梶井基次郎の『Kの昇天』が、
美しい空間の色彩構成で叙情的な余韻のある作風で知られ、
書籍の装画などで活躍する
イラストレーター・しらこによって描かれる。
名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

著者略歴

著:梶井 基次郎
明治34年(1901年)大阪府生まれ。同人誌「青空」で活動するが、少年時代からの肺結核が悪化。初めての創作集『檸檬』刊行の翌年、31歳の若さで郷里大阪にて逝去した。「乙女の本棚」シリーズでは本作のほかに、『檸檬』(梶井基次郎+げみ)がある。
絵:しらこ
岐阜県生まれ、東京都在住。大学で建築とデザインの勉強をした後、海外の技法書を読んで風景画と色彩理論を学ぶ。現在は書籍の装画を中心に活動中。青山塾イラストレーション科 第21期修了。著書に『ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK しらこ』がある。

ISBN:9784845636648
出版社:立東舎
判型:B5変
ページ数:48ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2021年10月
発売日:2021年10月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ