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渡辺治著作集 第9巻

憲法をめぐる戦後史・その4

著:渡辺治

紙版

内容紹介

憲法が戦後の社会でいったいどんな役割を果たしてきたのか、現在はどんな力を発揮しているのか、またどんな限界があるのかを憲法9条と25条を中心に歴史的に検討。憲法の理念を本当に実現するには何が必要なのかを明らかにする。

目次

Ⅰ 憲法の力/1 憲法はどう生きてきたか――平和と自由を求めた四〇年/2 憲法と「現実」の間/附論1 日本の平和のためには憲法改正が必要なのか?――新九条論批判/Ⅱ 憲法九条と二五条/3 憲法9条と25条・その力と可能性/附論 朝日訴訟事件/4 3・11が投げかけた課題 ――憲法で希む/Ⅲ 憲法史をめぐる断章/5 日本国憲法運用史序説/6 日本国憲法/7 二つの憲法との格闘――長谷川憲法史、憲法学史が明らかにした世界と残された課題

著者略歴

著:渡辺治
一橋大学名誉教授。1947年東京生まれ。東京大学法学部卒業、東京大学社会科学研究所助教授を経て、90年から一橋大学教授。「9条の会」事務局。専門は政治学、日本政治史、主な著書・編著に『日本国憲法「改正」史』(日本評論社)、『「豊かな社会」日本の構造』(旬報社)、『戦後政治史の中の天皇制』(青木書店)など多数。

ISBN:9784845117239
出版社:旬報社
判型:A5
ページ数:512ページ
定価:4000円(本体)
発行年月日:2022年07月
発売日:2022年07月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:DNT