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持続可能な 社会の実現のために── 知るべきこと、 できることを学ぶ

見て、読んで、理解する
見開きページごとの分かりやすい解説と写真、グラフなどのビジュアルによって、脱炭素社会へ向けての課題、取り組み、最新技術などを学ぶことができます。
持続可能な社会実現のために、何が必要か何ができるかを知ることのできる最適のシリーズです。

持続可能な社会の実現に向けて
　世界のどこにいても温室効果ガスの増加による地球温暖化や気候変動を実感することが多くなってきました。日本政府も2050年までに、排出されるCO₂と吸収されるCO₂の量が等しくなる状態であるカーボンニュートラルを達成することを目標としています。
　さて、そのために私たちひとりひとりができることは何でしょうか。本書はその疑問にこたえられるよう、地球温暖化対策として現在おこなわれていることや、これから取り組むべきことをわかりやすく紹介しています。カーボンニュートラル達成の目標となっている2050年には、社会の中核となっている現在の10代のみなさんにぜひ手にとっていただきたいシリーズです。　
（名古屋大学 未来社会創造機構 脱炭素社会創造センター ）

はじめに　2
● 火力発電──化石燃料を使う発電方法　6
● 水力発電──水の位置エネルギーを電力に変換する　8
● 風力発電──風の力を使って電気をつくる　10
● 地熱発電──大地の熱を利用して電気をつくる　12
● 太陽光発電──太陽の光を利用して電気をつくる　14
● 原子力発電──原子のエネルギーを制御して安全に利用する　16
● バイオ燃料──生物資源からエネルギーをつくり出す　18
● メタネーション── CO₂ と水素から燃料を合成する　20
● 水素とアンモニア── CO₂を排出しない燃料　22
● 蓄電池──電気を蓄えてむだなく活用する　24
● 家庭でのエネルギー自給─電気をつくってCO₂を減らす　26
● ネガティブエミッション──大気からCO₂ を取りのぞく　28
● CCUS ── CO₂ を貯めて利用する　30
● 人工光合成──植物の光合成に学ぶCO₂ の資源化　32
● カーボンプライシング── CO₂ の排出に価格をつける　34
● 固定価格買取制度──再生可能エネルギーの普及をうながす　36
● 環境金融──市場を通じて個人や企業が環境へ注意を払うよう導く　38
◆図版出典・参考文献　40　　/　　◆項目別執筆者名　44
◆索引　45　　/　　◆執筆者一覧　47