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京都発 地域経済の再考

著:坂本 信雄

紙版

内容紹介

統計データをもとに京都経済を分析考察、歴史や文化を背景に他地域と異なるように思われがちな京都ではあるが、他地域と同じような課題があることがわかる。それは人口減少の影響によるものであったり、観光に関連するものであったり、財政問題であったりする。以前に増して困難を増している地方だが、前向きに変わりうる可能性は国よりも地方にあろう。地域のあり方、とりわけ経済について多くの住民が気づきをもち変化の流れをつくることが幸福への第一歩となることを京都より発信する

目次

1 京都市への集積度合いをみてみよう
2 京都の経済成長の確認
3 どうなる人口減少の影響
4 どうなるコロナ収束後の観光戦略
5 市民活動の理想と現実
6 地域公共サービスの不安
7 自治体の幸福度を考えてみよう

著者略歴

著:坂本 信雄
経済企画庁に入庁し、調査局、総合計画局などに勤務。この間、衆議院事務局に出向(予算委員会調査員)、外務省に出向(米国在日本国ニューオーリンズ総領事館領事)、1990年経済企画庁経済研究所主任研究官を経て京都学園大学(現・京都先端科学大学)に勤務。経営学部教授を経て2013年4月名誉教授、現在に至る。ニューオーリンズ市国際名誉市民(1985年)、生活経済学会推薦図書賞(2010年)、環境省「水・土壌環境保全活動功労者表彰」(2013年)。主著に『非定住型住民に対する公共財供給のあり方』『起業時代のNPO』『ローカル・ガバナンスの実証分析』『京都 亀岡のやさしい経済白書』など

ISBN:9784842918174
出版社:八千代出版
判型:4-6
ページ数:146ページ
定価:1100円(本体)
発行年月日:2021年12月
発売日:2021年12月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCZ