和漢詩歌源流考
詩歌の起源をたずねて
著:溝口 貞彦
紙版
内容紹介
タイトルが示すとおり、「君が代」論考から和歌の発生、阿倍仲麻呂の歌、漢詩の五言詩の起源の問題までと、和漢の文学の源流に及ぶ内容を扱う。この書で取り上げられた問題は、いずれも文学の基本に根ざす重要なものばかりで、それを斬新な切り口によって核心に迫る。
目次
序 第一章 「君が代」考 第二章 「君が代」九州王朝讃歌説批判—志賀海神社の神楽歌に寄せて 第三章 阿倍仲麻呂の歌—古田武彦説批判 第四章 和歌の発生について 第五章 漢詩・五言詩の発生について