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ドクターゴンの知っておきたい在宅医療の機器・材料 第2版

著:泰川 恵吾

紙版

内容紹介

人口の高齢化と医療レベルの向上にともない、在宅医療の現場で医療機器や医療材料を必要とする医療依存度の高い患者が増加している。その反面、医師、看護師を除く在宅医療に関わるスタッフの多くは、こうした医療機器や医療材料を実際に扱う機会が少ないのが現状である。
 本書は、離島の往診医・「ドクターゴン」こと泰川恵吾が実際に訪問している在宅医療の現場をもとに、そこで用いられる医療機器や医療材料のうち、重要性が高く、生命や生活の維持に影響を及ぼすものをテーマ(呼吸、栄養摂取、鎮痛、栄養供給、排泄、腹水濾過、意思伝達)ごとにまとめたものです。
 各テーマとも、在宅における処置を実施するためのポイントや適応、仕様、注意点についてわかりやすく解説しているので、今後、在宅医療への積極的な参加が期待されている薬剤師はもちろん、介護職や患者家族にも手にとって欲しい一冊です。

 初版発行後、高齢化はさらに進み、あわせて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックといった出来事もあり、在宅医療が広く普及するとともに、その技術も飛躍的に進歩を遂げました。そこで在宅医療で使われるようになった新しいデバイスや医療材料をふまえ内容を見直し、最新の事項を取り入れて改訂しました。

目次

〈目次〉
Theme 1 HOT(在宅酸素療法)
Theme 2 気管切開カニューレ
Theme 3 吸引装置
Theme 4 HMV(在宅人工呼吸法)
Theme 5 TPM(完全静脈栄養法)
Theme 6 微量持続注入ポンプ
Theme 7 胃瘻
Theme 8 尿カテーテル
Theme 9 CART(腹水濾過濃縮再静注法)
Theme10 意思伝達装置

ISBN:9784840816342
出版社:薬事日報社
判型:B5
ページ数:77ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2024年04月
発売日:2024年04月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ