出版社を探す

啄木 我を愛する歌

発想と表現

著:太田 登

紙版

内容紹介

啄木研究50年の集大成となる新たな評釈!
歌集『一握の砂』の主題を形成する「我を愛する歌」151首を評釈し、1首ごとの発想と表現から、文学テクストとしての構造を解明。
序論として「短歌史を創る『一握の砂』の意義」を掲げ、巻末に索引3種(啄木短歌索引/詩歌作家別索引/人名事項等索引)を収録。

目次

短歌史を創る『一握の砂』の意義

「我を愛する歌」評釈

主要参考文献
あとがき
啄木短歌索引
詩歌作家別索引
人名事項等索引

著者略歴

著:太田 登
1947年 奈良市に生まれる
1971年 天理大学文学部国文学国語学科卒業
1977年 立教大学大学院博士課程修了
2005年 文学博士(立命館大学)
現 在 天理大学名誉教授
著 書 『啄木短歌論考 抒情の軌跡』第6回岩手日報啄木賞受賞
     (1991年 八木書店)
    『日本近代短歌史の構築―晶子・啄木・八一・茂吉・佐美雄―』
     (2006年 八木書店)
    『与謝野寛晶子論考―寛の才気・晶子の天分―』(2013年 八木書店)
共編著 『奈良近代文学事典』(1989年 和泉書院)
    『漱石作品論集成』(1990-91年 おうふう)
    『一握の砂―啄木短歌の世界』(1994年 世界思想社)

ISBN:9784840697729
出版社:八木書店出版部
判型:A5
ページ数:392ページ
定価:4500円(本体)
発行年月日:2022年12月
発売日:2022年12月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ