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考えるシリーズ 4

源氏以後の物語を考える

継承の構図

編:久下 裕利

紙版

内容紹介

考えるシリーズ第四弾!

目次

久下裕利 後期物語創作の基点
      ―紫式部のメッセージ─
大槻福子 『夜の寝覚』の女君
      ─かぐや姫と楊貴妃と─
井上新子 『浜松中納言物語』・『狭衣物語』の終幕
       ─『竹取物語』における〈永訣〉の構図の継承と展開─
辛島正雄 「むねいたきおもひ」の果て
      ─『御津の浜松』最終巻読解のための覚書─
陣野英則 『堤中納言物語』「はいずみ」前半部の機知と諧謔

後藤康文 『はなだの女御』の〈跋文〉を考える
      ─『堤中納言物語』の本文批判と解釈─
西本寮子 頼通の時代と物語文学
      ─『とりかへばや』から考える─
横溝 博 按察家の人々
      ─『海人の刈藻』を中心として─
妹尾好信 『雲隠六帖』は『源氏物語』の何を補うか

久下裕利 あとがき─『狭衣物語』の世界

著者略歴

編:久下 裕利
最終学歴 早稲田大学大学院博士後期課程満期退学。
現職   昭和女子大学教授。
主著
『平安後期物語の研究』(1984年、新典社)
『変容する物語』(1990年、新典社)
『狭衣物語の人物と方法』(1993年、新典社)
『源氏物語絵巻を読む―物語絵の世界』(1996年、笠間書院)
『物語の廻廊―『源氏物語』からの挑発』(2000年、新典社)
『王朝物語文学の研究』(2012年、武蔵野書院)

ISBN:9784838604326
出版社:武蔵野書院
判型:4-6
ページ数:248ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2012年05月
発売日:2012年05月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ