知的生きかた文庫
世界に愛され、評価される！「日本の名著」
紫式部からノーベル賞作家まで…海外で人気の理由
著：「ニッポン再発見」倶楽部
紙版
内容紹介
世界で人気の日本文化といえば、マンガやアニメなどがすぐに思い浮かびますが、
じつは、小説やエッセイ、評論といった日本文学も世界的に評価され、多くの外国人に読まれています。
たとえば『源氏物語』は、翻訳版が２０言語以上も発行されて超ロングセラーに。
また、武士の生きざまを説いた『葉隠』が、マイケル・ジャクソンに愛読されていたり、
谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』が欧米の建築家のバイブルになっていたりと、
じつに多くの日本の「名著」が、思いのほか広く長く読まれているのです。
そこで本書では、古典文学から、『武士道』『茶の本』などの評論、
『こころ』『羅生門』『蟹工船』といった近現代小説まで、海外で人気の作品を厳選し、
その「あらすじ」「要約」とともに、世界で愛され、読み継がれている理由を探っています。
日本人ならぜひ知っておきたい「名著」、絶対読んでみたくなりますよ！
目次
《１》世界が読み継ぐ｢日本の近現代小説｣
舞 姫――森 鴎外
高野聖――泉 鏡花
こころ――夏目漱石
羅生門――芥川龍之介
蟹工船――小林多喜二
雪 国――川端康成
宮本武蔵――吉川英治
風立ちぬ――堀 辰雄
銀河鉄道の夜――宮沢賢治
人間失格――太宰 治
金閣寺――三島由紀夫
《２》世界が読み継ぐ｢日本の評論･随筆｣
代表的日本人――内村鑑三
武士道――新渡戸稲造
怪 談――小泉八雲
茶の本――岡倉天心
出家とその弟子――倉田百三
陰翳礼賛――谷崎潤一郎
《３》世界が読み継ぐ｢日本の古典｣
枕草子――清少納言
源氏物語――紫式部
方丈記――鴨 長明
五輪書――宮本武蔵
おくのほそ道――松尾芭蕉
曾根崎心中――近松門左衛門
葉 隠――山本常朝
雨月物語――上田秋成
北斎漫画――葛飾北斎
