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パーキンソン病の歩行障害がよくなる音楽療法 特殊音源CD2枚付き

著:林 明人

紙版

内容紹介

脳内リズムが整い、スムーズに歩ける!うつも改善!

パーキンソン病の治療指針「ガイドライン」でも推奨!

著者による動画の解説付き!

●パーキンソン病のリハビリテーションの専門医が
       
監修した音楽療法               


「本書でお届けする音楽療法は、
パーキンソン病の歩行障害に対するリハビリテーションで
有効な方法の一つとして注目されています。

薬物療法に加えて、リハビリテーションを行うことで、
パーキンソン病には症状がまだよくなる、
さらによくなる「伸びしろ」があります。

治療としての音楽の力、リズムの力に大きな可能性を感じています。
音楽を聴き、一定の音リズム刺激を外から入れるだけで、脳内の歩行リズムが整い、
すくみ足や小刻み歩行などの歩行障害が改善し、
患者さんはよりよい日常生活が送れるようになるからです」

目次

パーキンソン病の歩行障害がよくなる音楽療法 特殊音源 CD2枚付き

はじめに 
                    
CD1 曲目リスト
CD2 曲目リスト

解説動画の案内

第1章 音リズムでパーキンソン病の症状が改善
・パーキンソン病では脳のドパミンが減少しています
・日常生活を送るうえで大きな支障となる歩行障害
・薬物療法の限界を補うリハビリテーションを行えば
まだよくなる、さらによくなる「伸びしろ」があります
・リズムを取り入れた歩行訓練により、すくみ足、小刻み歩行が改善します
・歩行訓練を行わずリズムを聴くだけで歩行障害がよくなる音楽療法
・音楽を聴くだけの取り組みやすい音楽療法
・音楽療法で抑うつ状態も改善しリハビリへの意欲が高まります
・音リズム刺激を重視したCDを作成
・ガイドラインにも示された音楽療法の有効性

コラム まだよくなる、さらによくなる「伸びしろ」を引き出すリハビリテーション

第2章 CDの特徴と効果的な聴き方
・CDの曲目は「聴くだけ」「歩け歩け」の2部構成
・音楽療法にはリズムと心地よいメロディが不可欠です
・音楽で心が落ち着きうつ状態も改善します
・「聴くだけパート」の上手な利用法
・「歩け歩けパート」の上手な利用法                 

コラム 好きな音楽を聴くと脳内ドパミンが増えます       

第3章 なぜパーキンソン病が音楽療法で改善するのか
・パーキンソン病では脳の神経伝達物質ドパミンの減少があります
・パーキンソン病の運動機能にみられる4大症状
・非運動症状として自律神経症状や精神症状がみられます
・歩行訓練はとくに重要です
・パーキンソン病では脳のリズム障害があります
・外部からのリズム刺激で脳内の歩行リズムが整います
・聴くだけで歩行障害に効果があります
・歩行障害が重い人ほど改善率が高い
・音楽療法で抑うつが改善します
・寝たきりだった患者さんが自分で歩けるように!

コラム 生命の根源にはリズムがあります

コラム 脳内ドパミンを増やす生活10カ条  

第4章 リズムを活用すれば生活や運動が楽になる、楽しくなる!
・リズムに合わせて体を動かすとムダな力が抜けます
・こんな場面でリズムを活用すれば生活も運動も楽にできます
 
おわりに 

付属物

CD2枚

ISBN:9784837614487
出版社:マキノ出版
判型:A5
ページ数:104ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2022年12月
発売日:2022年12月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MJ