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福音館創作童話シリーズ

草のふえを ならしたら

著:林原玉枝
絵:竹上妙

紙版

内容紹介

植物の葉や花びら、実でつくる8つの草笛を題材にした、短編童話集です。子どもたちが草笛をならすと、音色にさそわれるように、動物があらわれます。カラスノエンドウの笛の音をききつけたのは、豆ごはんの豆を集める、野ねずみの家族。ささ笛であらわれたのは、たぬきのしょうゆ屋さん。スズメノテッポウの笛から、音楽隊がうまれます。植物の音色がとりもつ、子どもたちと野のいきものとの、愉快で、あたたかな、交流の物語。

著者略歴

著:林原玉枝
林原玉枝 1948年、広島県尾道市生まれ。幼少期は、ゆたかな自然環境の中で、雑草や小さな生きものたちにふれて育つ。現在もそれら動植物の尽きない魅力のとりこになっている。1991年に、絵本『おばあさんのすーぷ』(女子パウロ会)で、第1回けんぶち絵本の里大賞を受賞。おもな作品に、『森のお店やさん』(アリス館)『森のおくの小さな物語』(冨山房インターナショナル)『ねこの商売』、『わたしぶね』(かがくのとも)『なおちゃんのハンカチ』『くつしたのくまちゃん』(ともに、こどものとも/以上福音館書店)などがある。広島県在住。
絵:竹上妙
竹上妙 1986年、東京都生まれ。版画家、画家。和光大学表現学部芸術学科卒業。「見たら見られた」をテーマに、動物や昆虫をおもなモチーフとした作品を発表している。自作の絵本に、『マンボウひまな日』(絵本館)『きょうは泣き虫』(好学社)『うみのあじ』(あかね書房)『みたらみられた』(アリス館)『だんだん だんだん』(ひさかたチャイルド)『こだぬきぽんたの ほしいもの』(こどものとも年中向き/福音館書店)など。絵を手がけた作品に、『ふくろうのオカリナ』(文・蜂飼耳/理論社)などがある。東京都在住。

ISBN:9784834086577
出版社:株式会社 福音館書店
ページ数:128ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2022年04月
発売日:2022年04月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ