著:マリア・エウヘニア・マンリケ
マリア・エウヘニア・マンリケ ベネズエラのカラカスに生まれ、現在はスペインのバルセロナに住む。メキシコ国立絵画彫刻学校ラ・エスメラルダ校で、木版画と金属彫刻を専門に学び美術学科を卒業する。中国の南京大学で東洋画を、日本習字教育財団で墨絵と書道を学ぶ。ベネズエラ、スペイン、メキシコ、コロンビア、アメリカ、プエルトリコ、中国、イタリア、アルゼンチン、日本の美術館やギャラリーで展覧会を開くなど国際的に活躍し、2014 年に中国の鞍山市博物館で開催された「国際中国書画展覧会」で東洋画の大賞を受賞する。東洋画に関する著作4冊。『カイマンのクロ』は、はじめての子ども向けの本。自身もこの物語に登場しており、幼いころ、サン・フェルナンド・デ・アプレに住む親戚を訪ねたときにクロに乗った。
絵:ラモン・パリス
ラモン・パリス ベネズエラのカラカスに生まれる。子どものころは、サン・フェルナンド・デ・アプレと似た平地の州、バリナスに住み、そこでクロの話を聞く。現在はスペインのバルセロナ在住。児童書を数点刊行しており、そのイラストがボローニャ・ブックフェアの絵本原画コンクールで入選する。そのほかにも、バンコ・デ・リブロ優良図書(ベネズエラ)、IBBY オナーリスト、クアトロガトス財団賞(マイアミにある児童文学財団)、ホワイトレイブンズなどの国際的な賞を受賞。作品は中国語、ポルトガル語、カタルーニャ語、韓国語、ドイツ語に翻訳されている。それぞれの物語がもつ声に耳をかたむけ、そのストーリーの空気にあったイラストを描くことを心がけている。
訳:とどろきしずか
とどろきしずか スペイン語翻訳者。慶應義塾大学卒業後、スペインのグラナダ大学で美術史を学ぶ。訳書に『世界をかえた15のたべもの』(大月書店)、『灰色の服のおじさん』(小学館)、『3つの鍵の扉』(晶文社)など。児童書を中心にさまざまなジャンルの翻訳を手がける。息子たちが小さかったころ、毎週のように動物園に通い、両生爬虫類館でクロによく似たワニを間近で見て過ごす。動物園通いを終えたいまは、クロの生まれ故郷のベネズエラや中南米の国ぐにを訪れて、人びとの暮らしぶりを肌で感じ、おいしいものを食べまくるのが夢。