出版社を探す

かがくのとも絵本

かなへび

著:竹中 践
絵:石森 愛彦

紙版

内容紹介

誰もが一度は姿を見たことのある、身近な爬虫類“かなへび”。トカゲの仲間で、じっとこちらを伺う表情やつぶらな目は意外に愛嬌があります。朝一番に朝露を飲むことから、かなへびの生活は始まります。昼間エサを探し、夜は寝るという暮らしは一見淡々としていますが、敵に襲われれば尻尾を自ら切り離し、相手の気をそらして逃げる技ももっています。小さなかなへびが自然の中でたくましく生き抜く姿に心動かされることでしょう。

著者略歴

著:竹中 践
竹中践 1950年東京都生まれ。茨城大学、東京教育大学大学院を経て、筑波大学大学院修了、理学博士。東海大学生物学部教授(現在は退任)。小学生のころから爬虫類に興味をもち、カナヘビ類の生態を中心に研究を続けている。
絵:石森 愛彦
石森愛彦 1958年、東京都出身。桑沢デザイン研究所卒業。画家・イラストレーター。猫と虫と音楽が大好き。著書に『うちの近所のいきものたち』『昆虫って、どんなの?』(ハッピーオウル社)、絵を担当したものに『素数ゼミの謎』『言葉はなぜ生まれたのか』(文藝春秋)、『ちいさないきものずかん』シリーズ(童心社)、『かなへび』(「かがくのとも」2015年5月号)、『暗闇の釣り師グローワーム』 (「たくさんのふしぎ」2015年1月号) など。

ISBN:9784834085457
出版社:福音館書店
判型:253x232mm
ページ数:28ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2020年04月
発売日:2020年04月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNN