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福音館の科学シリーズ

稲と日本人

作:甲斐 信枝
監:佐藤 洋一郎

紙版

内容紹介

日本に稲作が伝わったのは、はるか二千数百年前です。 以来、日本人は、森を切り開き、山をけずり、疎水を作って水を引きこみ、海岸を埋めたて……力の限りをつくして水田をふやしました。そして、自然災害と闘いながら稲作を続けてきました。 稲と私たち日本人は、動物と植物というかけはなれた間柄ではなく、生死をともに生きぬいた、かけがえのない仲間同士なのです。

著者略歴

作:甲斐 信枝
甲斐信枝 甲斐信枝 一九三〇年、広島県に生まれる。 故清水良雄氏(光風会会員、童話雑誌「赤い鳥」の画家)に師事。 紙芝居に、『もんしろちょうとからすあげは』『すじぐろルルのぼうけん』(童心社)、絵本に、『わたしのあげは』『もんしろちょう』(すずき出版)、『たんぽぽ』『大きなクスノキ』(金の星社)、『雑草のくらし─あき地の五年間─』(第八回絵本にっぽん賞。第十七回講談社出版文化賞。)、『ざっそう』『つくし』『たねがとぶ』『あしながばち』『こがねぐも』『のえんどうと一〇〇にんのこどもたち』『きゃべつばたけのぴょこり』『のげしとおひさま』(以上、福音館書店)などがある。 京都市在住。
監:佐藤 洋一郎
佐藤洋一郎 念のため監修者佐藤洋一郎 一九五二年和歌山県に生まれる。専門は植物遺伝学。農学博士。著書に『森と田んぼの危機』(朝日新聞出版)、『知ろう 食べよう 世界の米』(岩波ジュニア新書)、科学絵本の翻訳に『たね そだててみよう』、現代の食にまつわるエッセイ集『食を考える』(福音館書店)など多数。 現在、人間文化研究機構理事。

ISBN:9784834081886
出版社:福音館書店
判型:A4変
ページ数:64ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2015年09月
発売日:2015年09月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNK
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:TVK