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石垣のすきまに咲いているスミレを見つけたよ。種はどこから、どうやって来たのかな？春の終わり、はじけたスミレの種を運んでゆくアリを発見！どうしてアリが種を運ぶんだろう？じっと観察していると･･･。小さな植物と昆虫の不思議な協力関係を見つけたときの驚きを、みずみずしくあたたかい絵と、謎解き形式のストーリーで描きます。観察すること、推理することの楽しさとともに、子どもたちを科学の世界へいざなう絵本です。

著：矢間芳子
矢間芳子　矢間芳子大阪デザイナー学院卒業。植物や昆虫の世界を中心に絵本作りをしている。著書に『つゆくさ』『つばき』『かき』（以上、「かがくのとも」）、『くらしのなかのわた』（童心社）など多数。

監：森田竜義
森田竜義　森田竜義東京大学理学部植物学科卒業。新潟大学教育学部教授。日本産タンポポの分類、高等植物の生活史などの研究にとりくむ。著書に『現代生物学大系高等植物Ｃ』（中山書店、共著）など。