文・写真:平野 伸明
平野伸明 1959年、東京に生まれる。幼いころより自然に親しみ、高校卒業後、住まいを山梨県の甲府市に移す。学生生活を続けながら、富士山麓や南アルプス、甲府市周辺の自然を撮り続ける。1982年、動物雑誌「アニマ」にチョウゲンボウの生態写真を発表し、以後野鳥を中心にフリーの写真家となる。テレビやビデオの取材にも携わり、アフリカやアジア、ロシアなどをめぐる。1991年より2年間、ロシア極東のサハリンで家族とともに暮らし、ロシア最北部の北極圏を取材してまわる。それらを「おおきなポケット」(「町の鳥を見る」「コハクチョウ」など、福音館書店)、「学習」(学習研究者)などの子ども雑誌に発表し、最近は、人工衛星を使った渡り鳥の調査や記録映画の製作などにも加わって、活動の場を広げている。主な著書に「小鳥のくる水場」「チョウゲンボウ・優しき猛禽」(ともに平凡社)などがある。東京練馬区在住。