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なにわ塾叢書 67

人間万事塞翁が馬

村井流 人と企業の活性化哲学

講話:村井 勉
編:大阪府「なにわ塾」

紙版

内容紹介

数々の企業活性化を成し得てきた氏が語る革新的経営手法。「今を生きる」人たちに贈る人間味あふれるメッセージ。

目次

まえがき

第一回講座 本と人生のページから
人生の節目で思い浮かべる恩師の言葉
志望と違った銀行への就職
最近の読書から
村井流読書法
コミュニケーションの場としての読書会
スパルタ教育の時代
女性のセンスに学ぶ
ベンチャービジネスと企業風土
新幹線型経営と加点主義
トップを「裸の王様」にしてはいけない
人材育成と村井文庫
日本人に必要な「ゆとり」と「けじめ」

第二回講座 出会いから学ぶ
「無執」とはこだわらないこと
さまざまな出会い
大切なのは飾らないこと
出会いのチャンスを生かす
堀田庄三氏から学んだこと
住友の諸先輩から学んだこと
企業人としての先輩の教え
ミドルがネックになってはいけない
自然との出会いから感じるもの
神の声はどこかで語りかける

第三回講座 企業の活性化をとおして
「企業活性屋」の初仕事
現場第一主義が意識を変えた
出向が意識を変えた
アメリカで学んだ企業理念の重要性
本当の経営理念が果たす役割
危機意識の持たせ方
流れを変えるために
流れは変わった
ミドルはサンドイッチにすべし
巡視から始めたJR西日本の改革
顧客第一主義の徹底
経営理念は行動で示される

第四回講座 本物の体験を積み重ねて
ソロバンが苦手だった銀行マン
激変の時代を生き抜くために
人が先か、組織が先か
無為は無駄ではない
外国に学ぶこと、学んだこと
人間万事塞翁が馬
体験に勝るものなし
若手を育てる秘訣

略年譜
コーディネーター略歴
塾生名簿
あとがき

著者略歴

講話:村井 勉
1918年、福岡県に生まれる。42年、東京商科大学(現・一橋大学)卒業後、住友銀行入行。同行常務取締役時の76年に東洋工業(現・マツダ)副社長に転出。
その後、82年にアサヒビール社長(86年に会長)、87年には西日本旅客鉄道(JR西日本)会長として各企業の経営再建に尽力。
この間、80年に関西経済同友会代表幹事、81年には住友銀行副頭取を務める。

ISBN:9784833901673
出版社:ブレーンセンター
判型:新書
ページ数:207ページ
定価:680円(本体)
発行年月日:1997年
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX