聖典読解シリーズ 5
正信偈
著:内藤 知康
紙版
内容紹介
“正しく学べば、親鸞聖人の教えを正しく理解することができる”と言われている「正信偈」。浄土真宗の教えのかなめが説かれた「正信偈」を、現代の真宗学の最高権威が、原文・訓読文・現代語訳・語釈・解説で一字一句丁寧に読み解き、浄土思想の真髄にまで踏み込んだ最新の解説書。難解な専門用語は使用することを避けて、平易な表現で説明。著者自身の受け取り方や味わいは表に出ないようにし、親鸞聖人が「正信偈」によって何を言い表そうとされたのか、用いられている言葉の学問的解釈と親鸞聖人の著作全体の俯瞰を通じて、その真意を明らかにする。また、「往生とは」や「念仏を称えるとはどのような意味なのか」についても、現代人の思いにこたえて解説する。
目次
はじめに
一、「正信偈」の位置
二、『教行信証』の諸本
三、偈前の文
四、題目の意義
五、「正信偈」の組織
仏恩の信知を標す
依経段
一、弥陀彰
二、釈迦章
依釈段
一、総讃七祖
二、龍樹章
三、天親章
四、曇鸞章
五、道綽章
六、善導章
七、源信章
八、源空章
九、総結勧信
あとがき
ISBN:9784831879059
。出版社:法藏館
。判型:A5
。ページ数:416ページ
。定価:3800円(本体)
。発行年月日:2017年09月
。発売日:2017年09月15日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB。