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妙貞問答を読む

ハビアンの仏教批判

編:末木 文美士

紙版

内容紹介

江戸時代初期、不干斎ハビアンによって著わされたキリスト教の教理書『妙貞問答』。その上巻の影印と翻刻・註、現代語訳、および『妙貞問答』に関連する書下ろし研究論文9本を収録。

目次

はじめに
凡例
1 本文篇
 影印(天理大学附属天理図書館吉田文庫本)
 翻刻・註(上巻)
 現代語訳(上巻)
2 論文篇
 『妙貞問答』をめぐって
 『妙貞問答』の書誌について
 近世思想史上の『妙貞問答』
 キリスト教思想史からみた『妙貞問答』
 仏教からみた『妙貞問答』
 『妙貞問答』の禅宗批判 その空と無について
 「あら、うそやうそや」 『妙貞問答』「神道之事」について
 文学史からみた『妙貞問答』
 キリシタン文献の「傍流」 国字本『ひですの経』からみた『妙貞問答』

著者略歴

編:末木 文美士
1949年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。東京大学・国際日本文化研究センター名誉教授。専攻は仏教学・日本思想史。主な著書に『日本宗教史』『日本思想史』(岩波新書)、『思想としての近代仏教』(中公選書)など多数。

ISBN:9784831875792
出版社:法藏館
判型:A5
ページ数:500ページ
定価:9000円(本体)
発行年月日:2014年03月
発売日:2014年04月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMB