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往生浄土の自覚道

著:寺川 俊昭

紙版

内容紹介

死後の往生浄土を説く従来の教学が,親鸞思想の本義ではないことを,願生思想の意義から明確化する。

目次

Ⅰ 親鸞思想の中核
・唯心の仏道
・願心浄土の自覚道
・自然法爾の世界
Ⅱ 親鸞聖人の往生観
・親鸞聖人の往生観-往生から願生へ-
・環相回向-曽我量深先生に導かれて-
・信心共同体の現前を求めて-教化のめざすもの-
Ⅲ 往生道の実践-非戦と平和への道-
・平和を支える宗教教育
・核時代における念仏者の願い-世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ-
Ⅳ 清沢満之の信念
・道理心と宗教的信念
・大谷派なる宗教的精神

著者略歴

著:寺川 俊昭
寺川俊昭(テラカワ シュンショウ) 1928年広島県に生まれる。1952年東京大学文学部宗教学科卒業。1954年東京大学大学院修了。元大谷大学学長。現在 大谷大学名誉教授、文学博士、真宗大谷派西願寺住職。 【著書】 『親鸞のこころ』(有斐閣)、『清沢満之論』『教行信証の思想』(文栄堂)、『講話正信偈』『念仏の僧伽を求めて』『いさみの念仏』(法蔵館)その他多数。

ISBN:9784831841476
出版社:法藏館
判型:A5
ページ数:342ページ
定価:8500円(本体)
発行年月日:2004年10月
発売日:2004年11月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB