英語教師のための 自律学習者育成ガイドブック
著:加藤 聡子
著:山下 尚子
他監:関屋 康
紙版
内容紹介
語学学習のカギとなる「学習者の自律性」とは、自らの学びをプロデュースし学習自体を楽しむ力を育てることです。「自律性」を育むには自分自身と向き合うプロセスが不可欠。自分はどうやってここまできたのか、いま何に悩んでいるのか、それをどうしたいのか、といった問いを自分に投げかけることから自律性の育成はスタートします。自己探求と「学び方を学ぶ」プロセスが英語学習を劇的に変えていきます。本書は英語教師が何を、どのようにすれば生徒の自律性を育てることができるかをまとめたガイドブックです。今日から実践できる具体的なアプローチはもちろん「教師の自律性」についても紹介していきます。
目次
【特別寄稿】
私の英語授業実践――自律学習者育成の観点から 関屋 康
学習者の自律性――その起源と世界的な動向 ジョー・マイナード
第1部 学習者の自律性を促す「対話」の基本
1.自律性を促す第1歩は「対話」
2.学習者の自律性を促す12の対話スキル
3.自律性を促す対話の具体例
4.教師の自律性の育成
5. 教師が自律性を育てる~「この先生は自分をわかってくれる!」
第2部 学習者の自律性を促す「授業」の基本
1. 授業で学習者の自律性を促す
2.学習者の自律性を促す教師の役割
3.学習者の自律性を育む授業構成:3つの柱
4.学習者の自律性を促す授業活動案
5. 「この先生の授業はおもしろい!」