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アジア経済論

他編著:小林 尚朗
他編著:山本 博史
他編著:矢野 修一

紙版

内容紹介

米中対立を背景とした「民主主義」と「権威主義」の衝突。アジアはまさにその最前線ととらえられている。だがアジアでは、20世紀後半以降、世界中のプレイヤーを巻き込みながら、協調すべき領域を徐々に拡大してきた。地理的概念にとどまらず、アジアを共生に向けた発展モデルとするために、何をどう考えればよいか。様々な角度から切り込む。

目次

第Ⅰ部 アジアの経済発展
第1章 アジア経済発展と新たなフロンティア
第2章 アジアの経済統合の現況と課題
第3章 中国の経済発展と今後の制約要因
第4章 対外経済政策としての一帯一路構想
第5章 シンガポールにおける経済発展―国家主導型開発モデル
第6章 変容する現代インド経済―再生可能エネルギー,デジタル分野を中心に
第Ⅱ部 アジアの産業とインフラストラクチュア
第7章 アジアのサプライチェーン再編とグローバル・リスク―エレクトロニクス・半導体産業を中心に
第8章 アジアの交通インフラ
第9章 アジアにおけるサービス経済化―課題と可能性
第10章 アジアの繊維・アパレル産業と多国籍企業のサプライチェーン―バングラデシュを事例に
第Ⅲ部 アジアの課題と展望
第11章 日韓経済関係を巡る動向と課題―韓国の行方
第12章 経済発展と民主主義―デジタル化の光と影
第13章 経済発展と格差問題―タイを事例として
第14章 中国の金融政策と人民元の国際化
第15章 アジアのエネルギー市場と気候変動
第16章 イタリアと一帯一路―イタリアの希望と中国の野望

ISBN:9784830951749
出版社:文眞堂
判型:A5
ページ数:272ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年04月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCZ