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資本主義はいかに築かれたか

ロシア・中央アジア・中東欧での30年の経験から

著:A.オスルンド
他監訳:家本 博一
他監訳:吉井 昌彦

紙版

内容紹介

ベルリンの壁崩壊から30年、ポスト共産主義諸国の体制転換の実態に迫る!
1990年代初め以降、ソ連邦および東欧各国で始まった社会主義から資本主義への体制転換。本書はその過程に当事者として関わった著者による綿密な分析である。原書は体制転換をテーマとした専門書としては異例と言ってよいほど版を重ねている。リーマン・ショック後の影響分析も加えた原著第2版を元にした待望の本邦初翻訳。

目次

序章 世界は変わった
第1章 共産主義とその終焉
第2章 急進改革 対 漸進主義
第3章 不況から回復へ,さらに好況ヘ
第4章 自由化:市場経済の創出
第5章 ハイパーインフレから金融の安定へ
第6章 国有資産の民営化:私的財産権の確立に向けて
第7章 社会システム
第8章 移行の政治学
第9章 犯罪と法律
第10章 欧州連合の重要性
第11章 グローバル金融危機:2007年~2012年
第12章 転換後の世界

ISBN:9784830950759
出版社:文眞堂
判型:A5
ページ数:528ページ
定価:4900円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年03月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCZ