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現代ASEAN経済論

編著:石川 幸一
編著:朽木 昭文
編著:清水 一史

紙版

内容紹介

現代世界経済で最も重要な成長センターであるASEANは、経済統合を推進し、AEC(ASEAN経済共同体)を実現する。実現すれば、AECは中国やインドにも対抗する経済圏となり、日本、そして日本企業にとっても最重要な地域となる。急速な経済発展を続ける現代のASEAN経済を各分野の専門家が分析。現代ASEAN経済を学ぶための必読書。

目次

 序章 (石川幸一・清水一史)
第1部 ASEANの経済発展
 第1章 ASEAN諸国の経済発展―工業化と発展のメカニズム―(小黒啓一)
 第2章 現代のASEAN経済と課題―マクロ経済,中所得国の罠など―(朽木昭文)
 第3章 ASEANの金融改革と通貨金融危機(高安健一)
 第4章 ASEANの貿易と投資(助川成也)
 第5章 都市化と消費社会の進展(牛山隆一)
 第6章 「少子高齢化国」と「若い国」に二分(可部繁三郎)
第2部 ASEAN経済統合とASEAN経済共同体の形成
 第7章 世界経済の構造変化とASEAN経済統合(清水一史)
 第8章 ASEAN経済共同体の創設と課題(石川幸一)
 第9章 AFTAと域外とのFTA(助川成也)
 第10章 ASEAN連結性と格差是正―交通・運輸分野の改善とネットワーク化―(春日尚雄)
 第11章 ASEAN経済統合の将来展望(福永佳史)
第3部 ASEANの産業と企業
 第12章 ASEANの自動車産業―域内経済協力と自動車産業の急速な発展―(清水一史)
 第13章 ASEANと電機電子産業―めまぐるしく変化をする市場とアジア主要企業の対応―(春日尚雄)
 第14章 ASEANのサービス産業―日本企業の進出を中心に―(北川浩伸)
 第15章 ASEAN進出日系企業とASEAN企業(牛山隆一)
 終章 ASEANと日本―相互依存の深まりと対等な関係への変化―(石川幸一・清水一史)

ISBN:9784830948756
出版社:文眞堂
判型:A5
ページ数:360ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2015年09月
発売日:2015年09月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCZ