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ハチハンドブック 増補改訂版

増補改訂版

著:藤丸篤夫

紙版

内容紹介

ミツバチやスズメバチなど、身近なハチ116種を紹介。形態も生態も多様なハチの世界を美しい生態写真で楽しめる図鑑。

増補改訂では9種増の116種を掲載し,写真や情報も多数を更新した。加えてツマアカスズメバチなど近年関心の高い外来バチに関するコラムや,スズメバチ・アシナガバチの識別解説ページも増設。危険なハチに遭遇した時の注意事項、刺されてしまった時の対処法などハチを安全に観察するための情報も紹介。

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・ 「ハチハンドブック」の増補改訂版。種類としては9種増の116種を掲載しています。
※新規掲載種:ニホンキバチ,キイロタマゴバチ,ウマノオバチ,ミツイロツメボソクモバチ,ムモントックリバチ,ツマアカスズメバチ,クロマルハナバチ,ルリモンハナバチ,スジボソフトハナバチ

・ ハチの生態をとらえた貴重で美しい生態写真を中心にした構成となっています。増補改訂では多くの写真を差し換え,写真を見るだけで多様な形態や生態をもつハチの世界を楽しむことができます。

・ 後付には新たに読者の関心の高いスズメバチとアシナガバチの識別に関するページを設けています。識別情報を1つにまとめることで使いやすさを向上させています。

・ コラムとしてツマアカスズメバチやセイヨウオオマルハナバチなど,ニュースで話題になる外来バチの情報を新規に掲載したほか,観察のネタになる「ハチに似た虫」を増ページ。充実したコラム群でハチ観察の奥深さを伝えます。

・ 「ハチ安全観察マニュアル」を追加しました。どんなハチが危険なのか,どうすればハチの危険を避けられるのか,もし刺されてしまったらどうすればよいのか,巣への対処法など,ハチ刺傷に関する話題をまとめています。

目次

ハチとは・ハチの体
ハチの産卵管と毒針
用語解説・本書の使い方
日本産ハチ目の分類表
ハチの観察ポイント
ハチを安全に観察するには
ハチの恩恵

●広腰亜目(ハバチ・キバチ類)
ヒラタハバチ科
コンボウハバチ科
ミフシハバチ科
ハバチ科
キバチ科
ヤドリキバチ科
●細腰亜目(ヤドリバチ類)
ヒラタタマバチ科
タマバチ科
シリアゲコバチ科
タマゴコバチ科
アシブトコバチ科
オナガコバチ科
ヒメバチ科
コマユバチ科
カギバラバチ科
コンボウヤセバチ科
セダカヤセバチ科
●細腰亜目(有剣類)
セイボウ科
コツチバチ科
アリバチ科
ツチバチ科
クモバチ科
ドロバチ科
スズメバチ科
セナガアナバチ科
アナバチ科
ギングチバチ科
ドロバチモドキ科
フシダカバチ科
ムカシハナバチ科
ヒメハナバチ科
コハナバチ科
ケアシハナバチ科
ハキリバチ科
ミツバチ科

原寸標本一覧
スズメバチとアシナガバチの識別

●コラム
ハバチの幼虫の特徴
ハチの寄生とは
カギバラバチのちょっと変わった寄生
外来種のハチ
ハチに似ている虫
ハナバチの集粉毛
ヒメハナバチの特徴
セイヨウオオマルハナバチ問題とハチの利用
ハチの巣さがし

著者略歴

著:藤丸篤夫
1953年生まれ。育英工業高等専門学校(現サレジオ工業高等専門学校)卒業。著書に『どんぐりむし』(そうえん社)『せんせいこれなあに?いもむし・けむし』(偕成社)『昆虫の探し方・飼い方大図鑑』(PHP研究所)『いろんな場所の虫さがし』(福音館書店)ほか

ISBN:9784829981733
出版社:文一総合出版
判型:新書
ページ数:120ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2023年03月
発売日:2023年03月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PSVA2
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:GBC