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『現代の三大戦略思想家』といわれるコリン・グレイ教授がヨーロッパの軍事戦略論のエッセンスを簡潔にまとめた話題の書。戦争の本質、戦争と平和の関係、戦略の実行、軍事力と戦闘、世界政治の本質、歴史と未来など４０の格言を使ってわかりやすく解説。

著：コリン・グレイ
１９４３年イギリス生まれ。英国レディング大学政治・国際関係論学院教授。同大学戦略研究センター所長。専門は安全保障や戦略研究。著書には『現代の戦略』（Modern Strategy)をはじめとしてクラウゼヴィッツ的な視点から戦略論を説いたものが多く、他にも戦略文化、シーパワー論、エアパワー論、スペースパワー論、特殊部隊論、軍備管理、軍事における革命（RMA）、地政学などの分野で積極的に発言。邦訳に『核時代の地政学』（紀尾井出版）、『進化する地政学』（五月書房）などがある。

訳：奥山　真司
１９７２年生まれ。米国地政学研究家、国際平和協会主任研究員。著書に『地政学ーアメリカの世界戦略地図』（五月書房）、訳書に『大国政治の悲劇』（J・ミアシャイマー著、五月書房）、『戦略論の原点』（J・C・ワイリー著、芙蓉書房出版）、『米国世界戦略の核心』（S・M・ウォルト著、五月書房）、『平和の地政学ーアメリカ世界戦略の原点』（N・スパイクマン著、芙蓉書房出版）がある。