内容紹介
貴族院議員、逓信大臣、台湾総督、農商務大臣兼司法大臣、枢密顧問官を歴任した田健治郎（１８５５〜１９３０年）が、明治後期から死の１か月前まで書き続けた日記を翻刻。貴族院では男爵議員の中心的存在となり、初代の台湾総督を務めた田の日記は日本近代政治史の第一級の史料である。
著者略歴
編：尚友倶楽部
１９２８（昭和３年）設立の公益事業団体。旧貴族院の会派「研究会」の所属議員により、相互の親睦、公益への奉仕のため設立。戦後、純然たる公益法人として再出発し、学術研究助成、日本近代史関係資料の調査・研究・公刊、国際公益事業、社会福祉事業の支援に取り組んでいる。
編：広瀬 順晧
１９４４年生まれ。１９７０年早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。現在、駿河台大学教授。編著書は『昭和史の一級史料を読む』（共著、平凡社）、『史料で透視する近代日本』（共著、ゆまに書房）、『太政官期地方巡幸研究便覧』（共編著、柏書房）、『政治談話速記録』（監修・編集、ゆまに書房）ほか多数。
ISBN：9784829504376
。出版社：芙蓉書房出版
。判型：A5
。ページ数：424ページ
。定価：6800円（本体）
。発行年月日：2008年11月
。発売日：2008年11月25日
。国際分類コード【Thema（シーマ）】 １：DNB。
