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本当に役立つ経済学全史

著:柿埜真吾

紙版

内容紹介

3時間で、経済論の「嘘と真実」が見えてくる!
アダム・スミス、リカード、マルクス、
ケインズ、ハイエク、シュンペーター、フリードマン・・・・・・
人々の生活を豊かにした学者は誰か?

◆40点の図表と50点の写真で、どんどん分かるテンミニッツTV講義録1

「経済学の歴史」を知っていれば、今、眼前で行われている
経済についての議論の「間違い」にも気づきやすくなる


偉大な学者の主張の、どれが人々の生活を本当に豊かにしたか? 重商主義、重農主義から始まり、経済論400年の歴史を振り返る。そのなかでも特に、マルクス主義、新古典派経済学、ケインズ主義、マネタリズムなど、21世紀の経済問題の解決に関わる主要な経済論をクローズアップ。「怪しげな経済論」と「役に立つ経済論」を著者独自の視点で明確に区分けし、ダメな理論を切り捨てる。歴史を学びながら、現代経済の在り方についても理解できるユニークな教養書。

目次

第1講●経済学史の概観
第2講●重商主義と重農主義の真実
第3講●見えざる手と比較優位の真意
第4講●古典派経済学の特徴と時代的背景
第5講●古典派を批判した異端者たち
第6講●労働価値説から限界革命へ
第7講●新古典派経済学とは何か
第8講●1929年世界大恐慌の真実
第9講●ケインズ、計画経済、オーストリア学派
第10講●「ケインズ政策」の誤解と真実
第11講●オーストリア学派の真実
第12講●ヒトラーの経済政策への誤解
第13講●20世紀最大の経済学者フリードマン
第14講●ケインズ政策の限界と転換
第15講●3つのケインジアンとMMTの違い
第16講●現代の経済学のコンセンサス

著者略歴

著:柿埜真吾
1987年生まれ。2010年、学習院大学文学部哲学科卒業。12年、学習院大学大学院経済学研究科修士課程修了。13-14年、立教大学兼任講師。20年より高崎経済大学非常勤講師。主な著者に『ミルトン・フリードマンの日本経済論』『自由と成長の経済学』(以上、PHP新書)がある。

ISBN:9784828425696
出版社:ビジネス社
判型:A5
ページ数:208ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2023年10月
発売日:2023年10月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCA