日本書紀研究
日本書紀研究 31
編:日本書紀研究会
紙版
内容紹介
現存史籍最古の峻峰『日本書紀』を考古学・民俗学・文化人類学等、学的な関心により多側面から検討、高峰を極める歴史家の直截犀利な各論文を収める。
【目次】
春日山田皇女の伝承に関わるミヤケと春日部(生田敦司)
天武・持統から律令施行期の諸王について
-大宝二年に辞訟した五世王より-(内田正俊)
神話の出雲と歴史の伊勢(榎村寛之)
大化改新の実像(神崎 勝)
ツヌガアラシト説話の赤絹の象徴性(阪口有美子)
蘇我氏の墓域に関する諸問題(西川寿勝)
『日本書紀』巻十三 安康天皇紀と安康天皇(松倉文比古)
大日下王と日下部 -名代成立論への一視角-(渡里恒信)